山行期間 ２０１９年１１月９日（土）
山域／目的地 塩原 高原山周辺／下戸倉沢
参加者 小松（世話人）・猪俣（感想文）・堤（画像）
記録
コースタイム
東川口駅北口６：１５⇒大黒岩P８：０８～３５→3号橋より入渓９：１０→
下戸倉大滝１１：２５～４０→焚火ランチ１１：４５～１３：２０→大黒岩P１５：３０～４５⇒那須千本松牧場温泉⇒東川口
下戸倉沢はポピュラーな桜沢スッカン沢の隣の沢だ。那須塩原ICから塩原ダムの下流、大黒岩の駐車場へ向かう。沢装備を付けて、ゲートから林道を歩くこと３０分ほどで目標の3号橋に到着。流された重機が残置された沢床へ橋から入渓する。天気は上々、寒気の南下でひどく冷え込んでいたが、歩き出せばすぐに暖かくなる。入渓するとすぐにナメが出現、ずーとナメが続く渓相のようだ。雨の多かった10月のせいか水量が多く、川幅いっぱいのナメは見ごたえがあり
美しく歓声があがる。小滝を越えて小休止したところには、柱状節理を横倒したような川床があり、地球の胎動を目の当たりにする。青っぽい岩盤のナメが出現。落ち葉が積り、黄金色の黄葉と青空のコントラストに心が躍る。2時間ほどの遡行で大滝に到着した。二筋に分かれて豪快に落ちる大滝はなるほど見事だ。このあたりには赤い紅葉もあってまさに錦織りなす絶景。よく見ると、滝の中央が顔、両側の滝が髪のリボンちゃんに見える。リボンちゃんをバックに記念撮影してもう一つの目的地へ向かう。
リーダーが用意してくれたきりたんぽ鍋を楽しむべく、大滝の下流の陽の当たる場所へ移動する。薪は労せずしてふんだんに付近に散乱、すぐに着火して鍋にする。お酒がないのが残念ではあるが、きりたんぽで十分温まり焚火はやはり最高だった。すべてを準備してくれたリーダーに感謝である。
下山は、沢沿いの消えかけた作業道をたどり林道に出て往路を戻った。帰路途中、千本松牧場の露天風呂もある千本松温泉で汗を流し帰京した。