奥多摩

南秋川矢沢軍刀利沢

2019年6月16日

メンバー　小松丈輔、堤弘美、猪俣恵美子

 

今年は正月から比較的天候に恵まれた山行が続いたせいか、6月梅雨入りしてからは「雨に祟られる時期がきっとくる」…と何気に不穏な予感がしていた。白状すると、今回は計画段階からして「多分雨だろう」と弱気だった。そんなわけで多少の雨でも増水でも行く気になれば行けるところ…軍刀利沢にした。案の定、前日までそこそこの雨降りで、一旦は中止にしようかと連絡を回したりしたが、「昼から天気急回復」との予報を信じて決行と相成った。

バス停から矢沢林道を1時間強で軍刀利沢出合い。すぐにミニゴルジュ～連瀑と楽しい。昨日までの雨で水量多めだが、天候は完全回復し、青空の下での遡行となった。雨後のこんな日だというのに、途中、20名位の団体さん（後で聞いたら2つのパーティだった）が高巻き待ち。ザイルを張ってひとりひとりユマールで登っている。根気強く待っていたらリーダーらしき人が「行っていいですよ」と間に入れてくれた。我々は特に問題なく灌木伝いに巻いた。さらに上の滝にも2パーティ。こちらはリーダーらしき人が右壁から巻き気味に登ってロープを垂らし、「水流の中を登ってこい」と鬼の指示を出していた。我々は特に頑張ることをせず、ズブ濡れになるのも嫌だったので巻き道から登って追い越すことにした。沢の中でこんなに人に会ったのは初めてのことである。我々の頑張らない作戦が功を奏したのか、結局稜線には一番乗りだったようだ。三国峠から生藤山を往復。下山は軍刀利神社経由で軍刀利沢左岸尾根を降り、熊倉沢出合いに出た。

瀬音の湯で一浴＆缶ビール。立川にて自然解散となった。(記.小松)

 

◇コースタイム　軍刀利沢出合い発10:51～三国峠登山道14:00～生藤山14:07～Ｐ970ｍより北尾根へ14:45～矢沢林道熊倉沢出合い16:51～バス停17:10

◇地形図　「五日市」

 

 

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