山行期間 平成３０年１１月２９日（月）～３０日（火）
山域／目的地 足尾／平川三重泉三林班沢
参加者 小松（リーダー）・猪俣（記録）
記録
吹割の滝の先で沼田街道から分かれて、平川沿いを奈良に向かってレンタカーを走らせる。道路は不動滝を過ぎて奈良の先のゲートまで舗装されていた。
ゲートの先も支流を渡る橋まで舗装は続き、長い林道歩きが始まる。紅葉はまさに最盛期で三重泉沢までは４０分ほど。そこからニグラ峠の取りつきまで１時間半かかった。林道が地形図とは異なりニグラ沢に深く入り込んでいて、ニグラ沢を渡る手前から峠へ向かう明瞭な踏み跡がついていた。ニグラ峠までは１時間半の登りだ。峠から広河原に降りた時はすでに１５時近くとなっていた。三林班沢に入ってからの幕営予定ではあったが、日の短い時期ということで、ここで沈没とリーダーからの提案があった。なるほど幕営適地の陽だまりだったが、日が陰ってくると急激に気温が下がり、焚火を盛大に燃やしても追いつかず、テントへと退避する。
翌朝も快晴、１０分ほどで三林班沢出合いだ。すぐの小規模なゴルジェを越え、いくつかの小滝の先が連瀑帯でなかなかの景観だ。谷が広がり幕営適地がいくつもあった。巨岩帯の先、標高1400m付近に６ｍのF1が出現する。残念ではあったが帰りの時間を考慮してここで引き返すことにする。今回は下見山行ということで手を打った。
帰路、ニグラ峠への上りの時間が下りより早いことに驚いた。歩きに歩いて
ゲートには１６時前到着。道の駅の「望郷の湯」で一浴して、効率よく列車を捕まえて車内でささやかに打ち上げた。
コースタイム
沼田８：００ ― 林道終点ゲート９：３０～９：５０ ― 三重泉橋１０：２３～３０－ニグラ沢取りつき１２：１０ ― ニグラ峠１３：４５～１４：００― 広河原１４：４５（幕営）７：５０―1400ｍ付近９：２０―広河原１１：１０～３５― ニグラ峠１２：０５～２０―林道１３：２０～３０－三重泉橋１４：３０－ゲート１５：４５