尾瀬・笠科川小赤沢
日程 2015年10月18日
天候 晴れ
メンバー 山田(世話人) 松井(リーダー) 高貫、猪俣、米本、sky、N.K（記録）
空は青く紅葉が綺麗です。早朝の為、少し肌寒く感じますが、風もなく今日は最高の沢日和です。
小赤沢出合の見える車道から入渓点に向け50m位下降します。急ですが木などに掴まりながら出合まで５分位で着きました。最初の30分位はゴーロ歩き。変化がなく少し飽きて来る頃、小滝やナメが出始めました。難しい所もなく巻きも簡単、明るく解放的な渓、皆と遡行できる幸せを感じます。
期待していたナメがずっと続くようになり皆、気持ち良く歩いています。キョロキョロしている人もいます。お目当ての物がなかなか見つからないようでしたが、ついに発見しました、ムキ茸を。良かったネ！
入渓後、２時間半位で小赤沢の核心、20m大滝に着きました。標高1635m位。落ち口の上は真っ青な空が見えます。まずは滝を見ながら休憩タイム。
大滝は右から巻きましたが、踏み跡はなく笹の中を行きます。落ち口近くを笹につかまりながらトラバースすれば良かったのでしょうが、私達は少し高く上がり過ぎてしまったようで沢に戻るのに背丈以上の藪漕ぎをすることになってしまいました。少しの距離でしたので、時間的にはあまりかかっていませんが。
滝の上はだんだんと水量も少なくなり、涸沢となりますがそのまま進みます。やがて1735m位で藪突入です。背丈以上の密藪をコンパスで北を確認しながら進みます。7人いますのでトップの方は大変だったと思いますが、後ろにいる私達は楽をさせていただき感謝です。40分の藪漕ぎ後、木道のある登山道に出ました。辺りを見回しても登山道以外は背の高い密藪になっています。どのルートを取ったとしても最後の藪漕ぎは避けられそうにありません。
時間も早いので希望者だけ横田代湿原に行って来ました。一面の草紅葉。遡行し終わった充実感。至仏山を眺めながらの昼食休憩。しあわせな時間です。充分満喫し、皆の待っている鳩待峠に向けて下山しました。
コースタイム
車道6:45－小赤沢出合6:50－1485mにて休憩8:30～8:45－大滝9:30～9:45－藪突入10:40－登山道11:17～1130－横田代12:00～12:18－鳩待峠13:10
（記 N.K）