山行期間 平成２６年９月６日（土）～７日（日）
山域／目的地 只見／伊南川小川沢川
参加者 西嶋（リーダー）・スカイ・猪俣（記録）
記録
早朝、関越道小出ＩＣからＲ２５２で只見に向かう。只見からＲ２８９へと右折して、渋滞もなく新座から3時間半で小川の集落に到着した。天気予報は土日とも晴れマーク。この夏の天候不順も9月に入って解消かと喜んだ。
集落を抜け林道に入って僅かで、予想通り通行止めのチェーンがあった。仕方なく、車を置いて川沿いの林道を小1時間歩くと終点の二俣に着く。かつて駐車のための広場になっていたようだが、草が生い茂り休憩する気にもなれない。沢への下降点が見つけられず、強引に藪をつかんで沢へと降りる。降りたところは右俣なので、少し下って左俣へ入った。
標高が低いせいで水温が高い。水は平水か。名前に違わぬ渓相だ。
淡々と３０分進んだところで、小さな沢に似合わぬ大滝がドーンと出現する。一息入れてよく見ると左岸にロープが下がっていた。短くて下まで届いていないため、一段上がってロープをつかむ。ロープの上も微妙なトラバースで枝をつかんでクリアした。滝上はまた穏やかな流れとなり、ほどなく二股に着く。
右俣へ入ってすぐに、いかにも幕営適地という一段高くなった平坦地が現れた。まだ１３時と早い時間だが、誘惑に負けて早い沈没と決まった。
一雨あるという予報通り夜半に雨となった。朝には上がるはずと楽観していたが、明るくなっても一向に止む気配がなく、激しい雨音がタープをたたいていた。こんな予報じゃなかったのにと、思わず愚痴も出る。テンションは下がりまくり、残念ではあったがやむなく下山と決まる。
紅葉はさぞかしと思われる景色に、再訪を期して来た道を戻る。林道に出る頃、空は明るくなり晴れてきた。湯ら里で一浴後、番屋そばを食べて帰京した。