南会津・二岐山
2012年12月15日〜16日 曇り
メンバー 西嶋・下野・K.N
タクシーにて二岐温泉11時着。そこから先は除雪していない為ワカンを使用する。朝方少し雨が降ったらしく雪が湿っていて歩きずらくお鍋神社までの林道歩きには2時間以上かかってしまい、登山口に着いた時にはホッとした。
そこからは赤布頼りに急登を進む。3人いると心強い。トップを交代しながらラッセルし、赤布がみつからないと誰かが見つけてくれる。テン場となるブナ平まではルートファンディングしながらの苦しくも楽しい登りだった。
明るいうちにテントを張り終え、ゆっくりと楽しい時間が過ぎて行く。気がつけば10時44分。明日の出発時間を決め、皆眠りに就いた。
夜中、風の音が強く、このまま撤退することになるのかな〜と、一瞬頭をよぎったが、朝起きてみるとテントの外は意外と穏やかだった。朝に弱い者達ばかりなので予定の出発時間を1時間以上過ぎてしまったが、天気も大丈夫そうなので山頂を目指す事にする。
穏やかなブナ平を過ぎるとトラバース気味に登り、最後は急登となる。昨日よりも雪は更に深く、登山道を外れると足がズボッと入ってしまい、あとが大
変だった。危険な所も無く、迷いやすい所も無く、無事に山頂に立てた。
ヤッター！。
残念ながら展望はダメだったが、ピークに立てて皆満足だった。風もあったので写真だけ撮り、少し下った所で昼食とする。
休みながら皆で話をしているのだが静かだ。私は静かな山行が好きだがいつもと違う。気ごころの知った仲間と登っているから心休まるのかな？
それとも何時もが賑やか過ぎるのかな？
下りはやはり速く、すぐにテン場まで戻ってしまった。二岐温泉近くまで来た時、タクシーに電話するとタイミング良く待たずに乗る事ができた。この辺りにいたのでろうか。
湯野上温泉駅では電車の待ち時間が大分あったので、足湯に入った。前回来た時には気がつかなかったが何時できたのだろう？綺麗な造りで足もポカポカと暖かくなり、とても気持ちが良かった。
塔のへつり駅で大きなリュックを担いだ青年が乗ってきたのでどちらの山に行かれたのかお聞きすると、なんと二岐山との事。我々とは登山口が違ったが同じ日に同じ時間帯に二岐山を目指している人がいらしたとは・・・。
お互いびっくりし、電車の中では地図を広げてのコース談話となった。
久しぶりの雪山だったが、一面の銀世界、あるのは動物の足跡だけ、又、行きたいと思った。 今度は晴れると良いな〜。 （記録K．N）
コースタイム
12月15日 二岐温泉11：17発 − 登山口13：34 − ﾌﾞﾅ平(幕)15：35着
12月16日 ﾌﾞﾅ平 9：17発 − 二岐山11：35 − 休憩11：45〜11：55
ﾌﾞﾅ平12：44〜13：20 − 登山口13：53 −
二岐温泉15：28着
地形図 湯野上・甲子山