山行期間 平成２４年６月１６日（土）〜１７日（日）
山域／目的地 二口山塊・禿沢
参加者 西嶋（リーダー）・下野・高貫・新堀・松本・猪俣（記録）
記録
６月は天候が不順で、なかなか週末二日晴れが続かない。
今週も予報は悪いが、それぞれ夜行バスと新幹線で朝８時すぎに仙台に集合する。午前中はなんとか天気はもつんじゃないかなという淡い期待は見事に裏切られ、すでに雨がパラツキはじめテンションは下がる。午後は本降りとの予報だ。
レンタカーで１時間ほど走り二口温泉から林道に入る。途中未舗装の区間もあるが再び舗装道になり、車の走行には問題ない。479m標高点の橋の手前に駐車する。弱い雨が降っていて、協議の結果、今回は沢中泊はあきらめ、日帰り装備で行けるところまで行って戻ることになった。３０分歩いて通行止めゲートをくぐり、さらに林道を進むと入渓点へ降りる踏跡があった。
いきなり素晴らしいナメがひろがり歓声が上がる。のんびりムードで西嶋・下野両氏は竿を出す。西嶋氏は小さなイワナを釣り上げた。
雨脚が徐々に強くなって、水は澄んでいたがやはり増水しているようだった。どこで撤退かと思いながら歩くと、釜をへつって越えなければならない５ｍ滝に着く。巻けそうだったが今回は先を急がないので、微妙なへつりを両サイドから果敢にチャレンジして小１時間も遊び、ここで戻ることにする。帰路、林道途中の白糸の滝に寄り道したがなるほど一見の価値がある滝だった。
二口温泉で暖まり、キャンプ場のコテージ泊と話がまとまり、ビジターセンターに向かう。幸い６人用なら空いているとのことで一安心。６人用で３１５０円は安い！二口温泉も１００円割引になった。電灯のみのコテージではあるが山屋（沢屋）には何の問題もなく快適な一夜となった。翌日も雨に違いないと高貫・新堀両担当のおいしい鍋を囲み宴会は夜更けまで続いた。
夜中じゅう、屋根をたたく激しい雨音がしていたが、朝にはやみ回復傾向となる。周りには早朝から沢支度するパーティもいたが、宴会疲れ（？）で早々に帰京と決まる。再訪を期して二口を後にした。