八ヶ岳周辺
蓼科山（中退）
２００９年１月１１日〜１２日
下野善令、高貫朋子、小松丈輔、西嶋敏也
茅野駅に集合。タクシーで「蓼科山登山口」バス停まで行く事にした。冬期
はここまでバスは行っていない。八ヶ岳、蓼科方面に行く場合、タクシーは東
口から乗るのが距離が近くてお得なのだが何年ぶりかの事でそれを忘れてしま
い西口から乗ってしまった。（バスは西口）
登山口前の女ノ神茶屋の前で仕度をし、道路を隔てた反対側の登山口からト
レースを登り出す。ワカンもアイゼンも必要ない状況。時間的に早かったがｃ
оｔ２１５６ｍ付近で幕にした。
夕食は永谷園の煮こみラーメンでした。
翌朝は６：３０頃起床。寝坊だ。驚愕の新朝飯、バターしょうゆライスと玉
子スープ。寝坊しているのにお茶は欠かさない。
外に出ると雪が降っていた。トレースは消えていない。アイゼンをつけ、必
要なものだけザックに放り込んで出発。幕場からは登り一辺倒だ。途中で降り
てくるパーティーとすれ違う。
「おはようございま〜す。もう、降りてきたのですか？早いですね〜」
「おはよございます。上は凄い風ですよ。我々は引き返してきました。」
「そうなんですか？わかりました。気を付けて」と、あいさつを交わし上に向
かう。確かに森林限界を越えたら凄い風と雪だ。おまけにホワイトアウト寸前
で視界が悪い。目印のポールを頼りに蓼科山頂ヒュッテまで辿りついたが、山
頂までの視界がかなり悪く、ガスで目印のポールが見えたり見えなかったりで
目玉の視点までおかしくなってくる。「コンパスを振って行くか？」という意見
も出たが、引き返すことにした。少し、なめてかかってしまったようだ。森林
帯に戻ると途端に風は穏やかになる。こんなものなのか…。デポしておいたソ
リ（えそら号）を回収し、更に下っていく。途中で登山者の有無を確認して滑
ってみる。足を前に出し、それぞれの足で左右の方向をとって行く。４０ｍ位
滑った所で今回はやめにした。エクストリームソリについてはこれからもチャ
レンジと研究が必要だ。
途中でテントを回収して蓼科山登山口に戻る。帰りはそこから「石臼台別荘
地（前の「ロープウェイ入口」）」バス停まで歩くが次のバスは１時間以上後。
通りかかったタクシーを拾って茅野駅まで。
茅野駅東口のそば屋で反省会。登山者の多いそば屋でそばは美味しかった。
（沢登り同好会さわね：西嶋敏也）
タイム 1月11日 蓼科山登山口11：03−ｃоｔ2156m付近幕場 1月12
日 幕場9：04−蓼科山頂ヒュッテ10：29−幕場11：31〜12：08−13：18蓼
科山登山口13：18−石臼台別荘地14：18
地形図 蓼科山 蓼科
交通費 行き：タクシー代8300円（西口〜蓼科山登山口） 帰り：7000円（石
臼台別荘地〜東口）