須金岳
保呂内沢 西ノ俣沢遡行本流下降
2007年6月16日〜17日
西嶋敏也、下野善令、工藤満智子、高貫朋子、田中比佐子
15日 23：10東京駅にて集合して高速バスにて古川駅へ
16日 晴れ 古川に6：30に到着した為、駅にあるパン屋さんで朝食件昼食の買出し。
8：00少し前にトヨタレンタカーでシエスタを借りて出発する。
鳴子温泉から鬼首方面へ回り込んで岩入より林道に入る。
盗人滝方面と書いてある看板の所に2台ほど停められる空き地があったのでここに車を止め沢支度をする。
ここから左に入るかなり悪い林道を行くと20〜30分で鎌内沢を渡り峠を越えて保呂内川に出る。
保呂内沢は悠々と流れる静かな沢だ。
広々とした河原を釣りをしながらのんびり歩いて行く。
500ｍ辺りからきれいなナメが現れ8ｍのナメ滝、2ｍ滝、両側がツルンとしたすり鉢状の緑色の釜をヘツルと左岸からナメ滝を掛けて枝沢が入るとまもなく二俣だ。ここで昼食にする。
西ノ俣沢は一段高くなって入り込む。
きれいなナメを行くと30ｍ2段の滝。ここは左を巻く。
明るい開けた沢をゴルジュ手前まで行き、少し早いが600ｍ左岸に幕場を作る。
豊富なマキで焚き火をして、岩魚や山菜の天ぷら、卵丼を高貫さんがみごとな手さばきで作ってくれる。感謝。
17日 晴れ ゴルジュなので心配していたが今朝も良い天気。
6：50出発。すぐすり鉢状のゴルジュに入る。2段12ｍは右を登る。
釜が二つあり右から沢が入る。その先の3ｍ滝も右を登る。
8ｍ滝が一番いやらしかった。左壁を西嶋さんが登りロープを出す。
3ｍ、6ｍと続き650ｍで小休止。右から滝を掛けて沢が入る。
8ｍは5ｍと一緒に左を高巻く。右からナメ滝が入る。
5ｍは右を登り10ｍは左を巻く。右からナメ滝。7ｍ段々の滝を登り
ナメ滝を行くと奥の二俣。ゴルジュも終わり10ｍナメ滝、ここからはきれいなナメが延々と続く。左に3本沢を分けてできるだけ右よりに進むと明るい空が見えて稜線突き上げる。
ここで慎重に地図を見て現在地を確認して左が山猫森と判断する。
コンパスを振り下降点を探し、まっすぐ本流に下りる。割合と急ではなく下りた地点も歩きやすい沢だった。
雪渓が少し残る沢を山菜を採りながら下降する。
時々伏流になるが明るくきれいな流れの沢だ。
530ｍ付近で2段15ｍの滝、下が釜のため懸垂は無理と判断して右を高巻く。540ｍ小休止。
まもなく西ノ俣沢と出会う。
その下の釜が降りられず懸垂で振り子。
登山道には16：50、Ｐには17：10着。
やはり長い沢なので結構時間がかかった。
温泉も入らずレンタカーを返却して、食べる所が何も無いので駅の待合室で夕食。
しかし良い沢でした。 田中
コースタイム
16日 Ｐ10：00−保呂内沢10：27−二俣12：07〜12：55−600ｍ幕場14：30
17日 幕場6：50−650ｍ小休止9：17〜9：27−二俣10：20−稜線11：50−本流12：09−750ｍ昼食12：50〜12：57−540ｍ小休止15：10〜15：25−林道16：50−Ｐ17：10
地形図 軍沢 桂沢